第9回 獣医学部訪問その1 (日本大学生物資源科学部)
今回は未来の獣医師を目指す方のために日本大学獣医学科にお邪魔してきました。
概要

1.場所
〒252-8510 神奈川県藤沢市亀井野1866 TEL 0466-84-3812
小田急江ノ島線 六会日大前駅下車徒歩5分


駅を降りて開札を右に行きます。階段を下りると大学まで遊歩道が整備されています。
2.位置づけ
日本大学には全部で14学部あります。そのひとつに生物資源科学部があります。
さらに同学部には11学科あり獣医学部はその中のひとつの学科になります。
入試データ
獣医師になるためにはこの獣医学科を卒業し獣医師国家試験に合格しなければなりません。
この獣医学科に入学することは狭き門となっております。
実際のお話を聞いてきました。
1.募集人数
1) 一般入学試験
この方式は一般的な大学受験と思ってください。センター試験を利用するC方式とこれを利用しないA方式の1期2期に分かれます。以下平成20年度の結果です。
一般入試全体では60名の募集です。これに対して合格者数は168名です。当然合格する学生は他大学に流れることが予想されるための措置だと思います。
では、気になる倍率は、受験者数が3060人ですので約18倍です。この数字は一時期よりも下がっているそうですが、その理由は偏差値が高すぎて一からあきらめている人が多くなったことが大きな理由のひとつだそうです。受験生全体のレベルが高くなっているようです。
さらに気になるのが偏差値ですがなんと約65です。これは医学部とほとんど変わらず、歯学部・薬学部よりも10ポイントほど高い数字です。
他の大学の獣医学科の偏差値もさほど差はなく獣医師になるためには相当な覚悟の上で受験勉強をする必要があるようです。
2)推薦入試
いくつかコースがありますが全体で38名の合格者があります。倍率は3倍程度と低いものの高校の評定は平均で4.0以上が必要です。
日本大学の場合、このほかに全国の付属高校からの入学者がおりますので1学年150名ほど定員に対する募集人数は限られてきます。
3.特色
日本大学獣医学科の特色のひとつに施設の充実があります。

放射線治療装置(ライナック)やMRIなど高度な医療機器が用意してあります。このあたりが国立大学の獣医学科とは大きく異なる点です。
研究室の数も18と多く1学年30名ほどの国立大学とは差があるようです。

また、総合大学として医学部など他の学部との人材交流が活発だとのことです。
さらに、この9月から獣医学科教授で生物資源学部長であった酒井先生が日本大学の12代目の総長に就任したとのことです。獣医師として始めての事で、今日本大学の中でももっとも注目されている学科だそうです。

9月2日 読売朝刊より
編集後記
獣医師を目指す方々に少しでも役に立てれば幸いです。
今回は私立大学の獣医学科の紹介と言うことで日本大学を紹介しました。
確かに設備の充実には目を見張るものがありましたし勢いも感じました。小動物獣医師を目指すならば私学のほうが良いかもしれません。但しその分学費は高めです。初年度納入学は約230万円でその後も年間200万円程度の学費が必要です。ですので卒業するまでざっと1200万円以上ということになります。
10月にはオープンキャンパスが開催されるとのことです。高校生のみならず中学生もOKだとのこと。
獣医師を目指す皆さん、自分のモチベーションを上げるためにも出かけてみては如何でしょうか?






